From:秋山大介

今日のテーマは「名刺」です。

私の例があなたのお役に立つかは不明ですが…(汗)私も一応、名刺に力を入れているほうなので、私の事例をご紹介しましょう。さっそくですが、私の名刺は、3種類あります。

なぜ、3種類あるかというと、用途によって分けているからです。

◯上:採用活動用

◯左:内装業用

◯右:コンサルタント業用

ちなみに、以前の名刺はコチラ…

残念なほど、味気ないです。これでは、もらった瞬間に捨てられそうですね(笑)と言いますか…記憶に残らない…保存して思わない…というところでしょうか。

実は、私の名刺のには「Bパイルに入らないようにする」というコンセプトがあります。その真意と詳細は後ほど…

ちなみに、私は名刺を「桐の箱」に入れています。

なぜか?「超高級品だから」ではないですよ(笑)線香などの売り場にいくとありますが、「名刺に匂いをつける匂い袋」があります。私は、それを使っています。

このアイデアは、インターネットでは伝えることがどうしてもできない五感の「匂い」からヒントを得ました。

人間って、匂いに敏感ですよね。例えば、匂いであの人を思い出す…的な感じで。
ですので、私の名刺はそれを狙って、「私を思い出していただく」目的で匂いを付けています。

で、、、話はそれましたが、その匂い袋の箱が桐なので、それに入れて保管しています。さらに話を戻しますが、とにかく、私は「Bパイルに入らない」をコンセプトにしています。

その気になる「Bパイル」は後ほど…(笑)

新入社員研修で「名刺は、相手の分身なので、絶対に粗末に扱ってはいけない。いただいくときには、受け皿として名刺入れを使い…両手で受取り…テーブルに直接置いてはいけない…そして、分身だから処理する行為も良くない…」と教えを受けました。

だから、私の場合は、処理する行為の代わりに、定期的に名刺入れを見直し、1年以上お会いしていない方などは、別の4つのフォルダに分類しています。

それを考えると、「Bパイルに入らない」がコンセプトなのはおかしいのですが・・・続きを聞いてください。

この教えについてですが、注意しなければならないことがあります。言葉が時代とともに変化するように、この名刺に対する価値観として、変化まではいかなくても、このようなものもあるということです。

例えば、ホリエモンこと、堀江貴文氏はこのように述べているようです。

https://matome.naver.jp/odai/2146992117266607801

また、キングコング・西野氏はこのように述べています。

https://lineblog.me/nishino/archives/9308931.html

お二人に共通しているのは、いっけん、名刺不要論です。ですが、このお二人の本質はそこではないのでしょう。私が解釈するに、「名刺がどうよりも、その人自身に魅力を出せ」ということなのでしょう。

実は、これ私が衝撃を受けバイブルにしているトム・ピーターズの著書『ブランド人になれ!』に通ずる部分があります。

だから、その気持で20代からいる私としては、お二人がおっしゃっていることがよく分かる気がします。

ということで、ぐる~~~~~~~~っと一周回って、私はこのようなコンセプトで名刺を作成しました。

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◯意外性

◯印象に残る

◯捨てにくい

◯話のきっかけになる

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その結果、ペルソナ設定が分かれ、「3種類」作ることになりました。ちなみに、これらのコンセプトは、「AIDAの法則」などに代表される1つ目のフロー「Attention(注意をひく・注目される)」を元にしています。

ですので、私がこれらの名刺をお渡しした場合、たいてい、これをきっかけに話が始まります。「これなんですか?」「これどこで作ったのですか?」という感じで。そのあとは、これで「Attention(注意をひく・注目される)」は完了です。

次は、「Interest(興味)」に入りますので、いよいよ、ここからが「ブランド人なれ!」の世界で、「自分が魅力的でなければならない」に突入します。

ここを滑れば、どれだけ素晴らしい名刺を用意しても、もし、金でできた名刺を用意しても、その場で終わりでしょう。

まさにここが重要だと思います。だから、私自身、名刺も重要だが、自分自身を磨くことを忘れてはならないと言い聞かせている部分があります。

つまり、私の名刺は、完全に「広告」だということです。だから、ダイレクトメールと同じで、自分としては悲しいですが、Aパイル、Bパイルの後者…捨てるにならないように色々と工夫をしている次第です。

そうです、これが私の名刺のコンセプトです。それであれば、Bパイルも想定するのが、マーケターです(笑)

裏を返せば「Aパイルに選んで頂けるようにすること」がコンセプトです。だって、私は名刺を「広告」で渡しているのですから。ちなみに、Bパイル的な話ですが、こんな話があるのですね。

https://yaginoblog.com/meishi-mondai/

あ~、時代は変わったのかな~と思っってしまいました。ま~、新入社員教育を受けたのは、もう20年近く前だしな~とも。自分は同じことはできませんが、これも受け入れるべき価値観なんだと…。

もちろん、私自身は「お会いした日や場所」を記録して、保管する行為は続けますが(汗)

ちなみに、面白いのが名刺交換をしていない人に限って、「電話番号が分からない!」「会社の住所が分からない!」な~んてことがあるのですよね。

だから、名刺はあったほうが私は助かりますし、その会社であったり、その方の個性が出るので頂けるのが楽しみでもあります。

今までで一番印象的だったのは・・・

(一番と言いながら2つですが…)

◯鮮やな黄色の名刺

◯民間宇宙飛行士の肩書入り

ですね。

あとは、点字が打たれたものも。あっ、そう言えば、私もう一種類名刺に持っていました。オーソドックスな「縦書き」のシンプルな名刺です。

これは、本当にここぞとばかりのときに使います(笑)だから、受け取った方は、2~3名くらいしかいません。

いや~、名刺について初めてこんなに語りました。それだけ面白いツールだということですね!

ー秋山大介