From:秋山大介

新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。今年は、三が日のタイミングに担当が回ってこなかったので、年初めっぽいことは控えて…というより、元旦に、私が年末に抱えていた「ある悩み…」いえ、「ある疑問…」が、まだ仮説ではありますが、解明されたのではないかということがありましたので、その話を。

ちなみに、この解明のきっかけは、日付が1/1に変わろうとした瞬間にメダルの持ち越し申請をしてくださったOさんです。Oさんありがとうございます!実は、Oさんには、恐縮ですが、こちらの記事を、2019年のベストブログとして選んでいただきました。

<ショットガン型組織 vs マシンガン型組織>記事を読む

数ある記事の中から、こちらを選んでいただきまして、誠にありがとうございます。私は、この内容をきっかけに、寝て起きた、次の日の元旦にひらめいたのです。あっ、そういうことか!と。そのひらめきを録音したのがこちらです、、、、

いかがでしょうか?

(と言いながら…聴くのは大変だと思うのでテキストで説明します(^_^;))

私の悩み…疑問…は、「数値目標」でした。私は、ここに「違和感」さえありました。なぜなら、、、その裏には「達成することが目標であり、どのように達成するかは必要としていない」からでした。

言い換えると「再現性がない」ということです。私は、あまり「数値目標」を掲げません。なぜなら、それよりも重要なのが「再現性=仕組み作り=何回やっても結果がブレないもの=回数を重ねれば結果が増大するもの」だからです。

この再現性については、新卒で入社した会社が、ここを評価していたので、ある種、根付いている部分でもあります。ただ、それをより確固たるものにしたのが以前、ワイルドサイドストーリーに登場していただいた「斉藤正章さん」との出会いでした。

※ご参考:斉藤正章さんのワイルドサイドストーリー前半を読む後半を読む

斉藤正章さんは、システムトレードという「再現性」を重視したトレードで業界では有名な方です。この斉藤さんは、システムトレードだけでなく、事業でも、この再現性を重視していました。

なぜなら「再現性があれば、それを繰り返せば結果は増える」からです。

だから、打ち合わせをすると、口癖のように「一過性では…」という言葉が出ていた記憶があります。そのような中、私もマーケターとして参加していましたので、マーケティングの世界も「再現性」がなければ意味がありません。

瞬間最大風速ではなく、何回回しても、安定して結果を出せる仕組み作りが必須です。そして、結果的にこれは「数値目標」につながります。

なぜなら「この目標を達成したいなら、この仕組みをあと何回まわせば良いか?」という発想になれるからです。そうしたら、あとはその仕組みを回すだけです。

・・・カンの良いあなたであれば、もうお気づきでしょう。そうです、数値目標は、仕組み=再現性の次にあるものなので、あまり意味をなさなくなってしまうのです。だから私は、初めは、いつも小さな仕組みを作ることに注力し、それが再現性があると思えば、一気に拡大するということをしています。

実際に、大晦日にご紹介したFacebook広告は、初めは、1日1万円からスタートし上限の予算は、5万円程度でした。と言っても、本当に1日1万円使うことも、最大で5万円使うことも想定していません。1つのコンバージョン(成約)をとるのに、どれくらいのコストが掛かるか、テストをしながら仕組みを作りました。

そして、徐々に広告費を上げていき、今は、最大予算150万円で進めています。ただ、これも再現性を重視するからできることだと思われます。もし、再現性なく数値目標を重視してしまうと、150万円使うことに恐れが出てくるでしょう。

ですが、再現性を重視していれば、ストップするときは、結果を減らすときなのです。反対に予算を増やすときは、結果を上げるときです。そう考えると、もはや、結果をコントロールしている世界なので、数値目標や目標達成は、気分次第という状態です。

と…こんな考えが、自分にあったことに気がつきました。もし、あの大晦日にOさんがあの記事をベストブログに選んでいただけなければ、これについて、全く気がつくことはありませんでした。。。

Oさん、改めてお礼を言います。本当にありがとうございます!

ー秋山大介