From:秋山大介

「いやいや、あれはね、違うんですよ。芸術的な能力よりも『計算力』が求められるんですよ。数学みたいなものです。」

私は、この話を聞いたときは、何と言いますか、分かるような…分からないような…という感覚だったことを記憶しています。これ何の話だと思いますか?せっかくなので、考えてみてください。。。

◯芸術的な能力は、ほとんど必要ない
◯必要なのは計算力

う~ん、かなり難しい条件ですね。想像が非常にしにくいかもしれません。あ~、何だと思いますか?





さ~、答えは浮かびましたか?

そうです!…という言葉は、全くふさわしくないと思うので、淡々と答えを言うと、、、「デッサン」の話です。なぜ、こんな話が出てきたか忘れましたが、この言葉の主は、有名芸術大学を卒業した方でした。しかも彫刻科を。

それで、確か彫刻の話からはじまって、デッサンの話になったのだと思います。そのとき、こんな言葉がありました。さて、あなたはデッサンには、

◯芸術的な能力は、ほとんど必要ない
◯必要なのは計算力

と言われて納得感はあるでしょうか?私は、あるような…ないような…う~ん、とい感覚でした。ですが、私は、ある新しい仕事のおかげで、これを実感することができました。

そっか!これかっ!

と。

そこでご覧いただきたいのが、この画像です。

これは今、私が仕事で作成している動画で使用する画像です。一応、これは私の自作です。そのうち完成したら動画ごとご紹介できると思いますが、今、建設業を紹介する動画を作成しています。

ただ、紹介と言っても「建設業って良いよ!」みたいな、ありきたりな感じではなく「建造物は、どのように作られるか?」を解説しながら「業種」を説明する動画です。

広告モデルの「AIDAの法則」で言えば、Attentionの手前くらいの感覚用に作っているものです。

で、、、なぜか、私が前代未聞の出来事とも言える状況で、この動画をある企業から依頼で作成をしているのですが。この画像を作って思いました。「確かに、、、これは芸術ではない。計算だ。」と。

私は、いわゆる「絵が上手いですね~」と言われるタイプではありません。「味がありますね」と言われるタイプです(笑)ということは、何を示すかお察しいただけますよね?(^_^;)

ですので、その私が計算能力を活かすと、あら不思議…それっぽいものが出来上がるではありませんか!ちなみに、これを作成するのに考えていたことは、

◯着色のとき、輪郭の色を濃くすること
◯書くのではなく「削って形にする」こと

です。

2番目は、以前ご紹介した◯の切り方の発想です。

これは技術ではないのです。この「削って形にする」ことを知っているかがポイントです。ということで、私は、この発想をもとに、そして、計算をしながら、描いたところ

あら不思議…意外と、できるではありませんか自分(笑)

ちなみに、具体的な話をしないと意味不明だと思いますが、計算とは、

◯奥行きを出すには、このような法則を使う
◯太線、細線の使い分けのルールを作る

という感じです。

ちなみに、ちなみに、これはiPadで描いたのですが、アプリを使うと、奥行きを出すようのマス線の下敷きが存在します。ですので、それに何度か「立方体の書き方」を練習して、それをインプットしてしまえば、あとは、積み木を積み上げるように作ればよいということです。

だから、そこには芸術的な能力ではなく「法則を使い続ける計算能力のようなものが求められる」ということでした。

ようやく、ここまで描けたので、次は、動画にしていく作業なのですが、いや~、ここからが本当にしんどい。。。下手したら、今日は徹夜ですかね。。。ということで、ここから動画作成が始まるので、今日はこれくらいにしておきます(汗)

ー秋山大介