From:秋山大介

「それはブランディング的には どうなのですかね?」 「それは〜、ブランドの毀損になりませんか?」 「ブランディングしたいのですが、どうすれば良いですか?」

実は、これ…私がマーケティング分野のコンサルティングをしているとちょくちょく出てくる質問です。

ちなみに、これを言ってしまうと身も蓋もないですが…私はブランディングの方法を「知りません」…

……えーーーーーーっ!?

なぜなら、ブランディングの本当の意味と、その質問者のブランディングの意味で根底でずれてしまっているからです。もし、あなたが…「ブランディングとは何ですか?」と聞かれたら何と答えますか?

名詞で答えるなら、漢字でたった2文字です。どうでしょうか?答えは出ましたか?ちなみに、昨日聞いた方は文字数制限をしなかったので、こう回答されました。

「世界観を伝えること」昨日も同じ質問もしたのですが、ここが重要です。あなたに質問です…

「なぜ、世界観を伝えるのでしょうか?」

これ一番難しい質問かもしれませんね。でも、実はこれも回答はシンプルで、名詞であれば、たった2文字で説明できます。では答えは何か?

それは、、、

【区別】

です。

別名、差別化とも言うかもしれません。だから私はブランディングの方法は知らなくても、区別であり「差別化」の方法は知っています。

だから、ブランディングありきで考えなくても、結果的にブランディングすることが可能です。ちなみに、学術的に言うとブランディングとは「仔牛の焼き印」が原点だと考えられています。他の牧場の牛と、自分の牛の区別をするためにかつては、爪に焼き印をしていたようです。

それ見て、牧場主はこの牛は自分のだ!これはあなたのだ!と区別をしていたようです。

これがブランディングです。

だから違う言い方をするとブランディングとは「焼き印」=「区別する印」とも言えるでしょう。例えば、ブランディングやブランドという言葉を聞くと、有名なものや、いわゆるブランドものを想像する方が多いかもしれません。でも、それも結局は、区別なのです。

よくあるのが、そのときに世界観を伝えることです。いわゆるブランドものは、ストーリーがあり、それを通じて世界観を伝えていますよね。

では、それをなぜするか?それは、他との区別のためです。では…なぜ区別しなければならないか?これ、とても興味深く、「あ〜、だからブランディングって区別なんだ!」と納得の話です。

何と、人間の脳の仕組みを理解するとこれは当然のことだったのです。

ー秋山大介